荷重特性の線図は図6のようになる。h0/t が1.4を越えると密着付近でタワミが増えても荷重が増えなくなります。
これはばねを使用する側にとってみると、非常に興味深い部分です。これらの特性を利用しているのがクラッチ用のばねになります。
しかしこのばねを直列に組合せると、一部のばねが反転現象を起こし、荷重特性を満たさない事があります。
従って、直線性を要求する設計の場合には、この値を低く抑えることが必要です。
サラバネの減圧時荷重特性はヒステリシスが生じて、加圧時より低い荷重になります。
これは並列枚数が多いほどその傾向は多い。
使用する荷重が減圧である場合は、注意が必要です。