ばねを巻き込む方向にご使用される場合は、コイル径が減少します
ので、案内棒を使用される際、あらかじめこの量を見込んだ設計が必要です。
案内棒の直径Dsは、最大使用時のコイル内径の90%程度にするといいです。
コイル径の減少と案内棒の直径は下記計算式で求められます。
ΔD=ΦmaxD/2πM
Ds=0.9(Di-ΔD)
———————————————–
Di・・・コイル内径
Do・・・コイル外径
D・・・コイル平均径D=(Di+Do)/2
ΔD・・・負荷状態におけるコイル平均径の減少
Φ・・・ばねのねじれ角
M・・・ばねに作用するねじりモーメント(トルク)
Ds・・・案内棒の直径
———————————————–