【ご相談内容】 ozawa 2004/12/15(水) 11:48 オイルテンパー線は、疲労限度が高いといわれていますが、 グッドマン線図では、材料の引張り強さを用いて計算を行なうので、 オイルテンパー線を使用したSPRINGの疲労限界の高さが現れないと思います。 ショットピーニング加工の影響はなおさらです。 これらの疲労限界を推測する良い手法はないでしょうか。
【返答】 ばねっと君 2004/12/16(木) 18:29 グッドマン線図はオイルテンパー線にそのまま使用できます。 また、ショットピーニング効果については、下記の通りグッドマン線図を補正します。 ———————————- 繰返し回数 片振り疲労強度 ・10^7 σB×0.36 ・10^6 σB×0.40 ・10^5 σB×0.42 ・10^4 σB×0.50 ——————————— ※JISでは、ショットピーニングなどの有効な圧縮残留応力があるときは、 引張り強さに対する片振り疲労強度の係数は20%程度上昇させて上表のようにしてもよいとしています。