ご相談ありがとうございます。
皿ばねの形状を変えることで、そういった特性を出すのは難しいかもしれませんが、
セットの仕方でなら、可能かと思います。
例えば、皿ばねをケースに入れ、50kgfを負荷して圧縮した状態をストッパーなどで、
固定すれば、その上に0~49kgfを負荷してもたわむことはありません。50kgを超えると、
たわみ出します。その時のたわみ量は、皿ばねの枚数で調整する必要があります。
また、0~49kgfのを負荷するときに若干たわみがほしい場合は、50kgfでセットされた
皿ばねの上に、別の皿ばねをおけば、若干たわみを稼ぐことができます。
若干余談ですが、ほしい特性にもよりますが、上記の構造は圧縮コイルばねでも可能です。
下記リンクの図5のようなレイアウトです。
コイルばね:計算式
また、密着巻きの引きばねがもつ特性である初張力を利用すれば、同様の特性が
得られるかと思います。