サラバネは、サラバネ同士の接触部や上下面の接触部、ガイドロッドの接触部等に発生する摩擦の影響で、加圧時と減圧時の荷重特性が異なるヒステリシス現象が発生します。
ヒステリシスに関わる要素としましては、前述の接触部の摩擦が影響しますので、接触部を極力抑えることが必要となります。
具体的には
①並列枚数1枚にする(並列枚数が増えるとヒステリシスが増大します。)
②直列段数を増やす(直列段数が多い方が、ヒステリシスは小さくなります。)
③ガイドロッドの表面粗さを滑らかにし、高硬度で使用(ハードクロムめっき等)
④デフリックコート等で表面コーティングし、サラバネ同士の接触摩耗を軽減
等が挙げられます。
※摺動部には潤滑(グリース)は必須です。上記を参考にご検討をお願い致します!