お問い合わせありがとうございます。
コイルばねを圧縮するとJISの記載にも有るように荷重特性のある時は、
全たわみの20%~80%になるように定めると有ります。
80%を超えて圧縮を続けるとピッチ間のアキが小さくなり
やがて有効部が部分接着して最終的に全て密着します。
有効部が減少すると計算値よりより強い荷重を受けることになり
応力値も上昇するため、結果寿命も短くなります。
密着まで使用する場合、密着応力を低く設計する必要が有ります。
コイルばねを引き伸ばして使用した場合、弾性限より高い応力を
使用方向と逆に加えているため材料自体に大きなダメージが
あります。同時に低温焼鈍も無いため元に戻る力も働きます。
形状もムラができ悪い影響しか有りませんね。
状況に合わせて設計・使用して頂くとばねは非常に長持ちしますよ