JIS G 4801が1950年に制定された時の規格はSUP1,2,3,4,5,6,7,8でしたが、
1959年の改正でSUP1,2,5,8が削除され、SUP9、10,11が追加されたようです。
SUP8は Si-Cr鋼で、他の鋼種とダブっているわけでもないのに、
なぜ削除されたのかは残念ながら当社ではわかりませんでした。
また、JIS G 4801では1984年の改正でSUP12が Si-Cr 鋼として追加されましたが、
これはSUP8の復活ではなく、Siレベルが異なるSAE9254相当の材料のようです。