ばね初心者さま
応力ひずみ線図で調べると、WEB上でも相当の情報を得ることができますので、
是非、検索頂ければと存じますが、概ね以下の内容になります。
材料に対して、無負荷の状態から荷重を負荷することで、荷重と伸びの関係はある程度の負荷までは
比例の関係(直線的)となります。このような関係をフックの法則といい、直線性が維持できる変形を
弾性変形といいます。
弾性変形では、負荷を解放すると変形していた材料は元の形状に戻ります。
弾性変形を維持できるポイントを比例限といいます。
比例限度を超えると完全な直線関係ではなくなり、直線的な線形特性から非線形となります。
(直線的な関係から、負荷に対する伸び量が増加する)
この領域になると、負荷を解放しても変形が完全には元に戻らなくなります。
このように残留する変形を塑性変形といいます。
比例限~塑性変形までの間に弾性限界というポイントがあり、通常永久伸びが0.03%生じたポイントを
弾性限界と定義づけされている場合が多いです。
ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします!