サラバネは、組合せて使用する場合、ズレ防止として必ず内径または外径にガイドが必要となります。
また、サラバネが接触するガイド面は、滑らかで、かつサラバネと同程度の硬度(HRCで43以上)がないと、接触部から摩耗し、齧りこみ等のトラブルが発生したりする可能性があります。
ボルトの緩み止めとして使用される場合、ボルトの胴部に直接取付けて固定、使用する場合ももちろんありますが、ボルトの胴部とのクリアランスが大きい場合等については、提示頂いた図のように硬いスリーブにサラバネを組合わせた状態で取付た方が良いかと思います。
以上宜しくお願いします。