ばね初心者さま
ご投稿ありがとうごいます!
圧縮コイルばねのたわみ量が、密着たわみの20%~80%の間にするのが
適切である理由は、圧縮コイルばねを圧縮した際に、座の部分の線間接触部が
変わるために圧縮直後と密着付近の線形特性が得られにくいためです。
圧縮直後から密着まで、線形特性を得るためには、座がないオープンエンドと
するのもひとつですが、クローズドエンドのつくり込みで圧縮に伴う線間接触
をなくすことや、ピッチ角のつけ方次第で、線形特性の範囲を広げるような
作りこみを検討する場合もあります。
(計算上は、有効巻数がわずかに変化するという考え方もできます)
よろしくお願いします!