【ご相談内容】 ばね初心者 2018/8/9(木) 13:34 はじめまして。 現在、SUS301冷間材 硬度Hv470~480(ミルシート上の数値)を使用を戻止めナットのフリックションリングとして使用をしております。また、ナット成型後溶融亜鉛メッキ(500℃程度)の施工をします。 当該ナット使用時にフリクションリングの割れ、ねじ山によるちぎれが発生したためフリクションリングの硬度測定をしたところ ①フリクションリング単品 : Hv511~517 ②新品ナット : Hv494~498 ③割れの発生したナット : Hv485~496 の結果を得ました。 SUS301-CSP 調質EHは調質硬度がHv490以上となっており硬度は問題なさそうなのですが、 割れの発生原因が分かりません。 何か考えられる要因はありますでしょうか? まとまりの無い文章で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
【返答】 ばねっと君 2018/8/9(木) 13:55 ばね初心者さま ご投稿ありがとうございます! フリクションリングが使用中に折損したとのことですが、 要因の特定については、現品を調査されることをお勧め致します。 ご記載頂いた内容からですと、下記のような事象はございませんか? ・高温環境下で使用している。 ・溶融亜鉛メッキを起因とした脆化 ・キズやクラックの有無 宜しくお願い致します!!
【返答】 ばね初心者 2018/8/10(金) 15:21 早速の返信有難うございます。 高温下での使用はございませんが、 調質後の溶融亜鉛メッキ(500℃程度)での脆化もありえるのでしょうか? (成型後の溶融亜鉛メッキの実施は10年程続けております。) もう少し詳しくご教授いただけないでしょうか。 また、傷クラックについては確認をしてみます。
【返答】 ばねっと君 2018/8/10(金) 18:30 ばね初心者さま オーステナイト系のSUSについては 溶接関連の資料を検索すると、亜鉛脆化について 色々と情報が展開されています。 溶融亜鉛メッキに関連する脆化については、ご回答するために 色々と調べないとお答えすることが難しいそうです・・・ すいません! 過去10年の実績があり、これまで異常がなかったということであれば メッキ工程も含めて、従来と異なる作業がなかったか? など、ご確認されてみては如何でしょうか? 宜しくお願いします!