【ご相談内容】 ばね初心者 2018/2/26(月) 9:26 初めて投稿させていただきます。 ばねの設計計算をしているのですが、材料選定に関して、材料の径(細さ)によって許容応力が変化するという情報を得て混乱しております。 許容応力や縦・横弾性係数というものは材料固有の値であり、径や肉厚が変化しても、値は変化しないものだと思っておりました。ばね材料では、上記の値は材料径によって変化するものなのでしょうか。 回答宜しくお願い致します。
【返答】 ばねっと君 2018/2/26(月) 10:12 ばね初心者さま ご投稿ありがとうございます! 材料強度は、一般的に引張強さを意味します。 引張り強さは、一軸引張試験においては、最大引張荷重を試験前の断面積で除すことで算出されますので 材料径によって引張強さが異なってきます。 その引張強さを基準に許容応力を設定すると、材料径に応じて許容応力が変化することになります。 合わせて、弾性係数やポワソン比などの係数は、材料固有の値であり、設計する上では材料径によって 変化しないものとして設計に適用します。 よろしくお願いします!!