MASA様
書込みありがとうございます!
ピアノ線、硬鋼線、オイルテンパー線、熱処理鋼帯、ばね用ステンレス線などの、ばねの強度を有した材料は、ばね成形後低温焼なまし処理(テンパー)をします。この処理の目的は、成形によって生じたひずみ(残留応力)をある程度まで除去してやることと材料の機械的性質を改善することにあります。この処理によって冷間成形されたばねは、耐へたり性や疲れ特性が改善されます!
また、ピアノ線と硬鋼線の差についてですが、ピアノ線材は硬鋼線材と比較して、不純物、キズ、脱炭層等が厳しく管理されており、素材の品質レベルが異なる上、引っ張り強さもピアノ線は優れている為、耐久性に差がでます。いかがでしょうか。その他ご不明な点ありましたら、お気軽によろしくおねがいしまーす!