ＳＵＰ１０などの『ばね鋼』と『オイルテンパー線』の大きな違いは何ですか？調べてみてもいまいち分からなくて…
書込みありがとうございます！
ばね用材料は、
①ばね製造工程で加熱し、熱間でばね形状に成形されることを前提にした材料。
②ばね成形前に、すでにばねに要求される機械的性質、とくに引張強さや硬さに
あらかじめ調質した材料。
に大別されます。
SUP10などのばね鋼は①に、オイルテンパー材は②に該当致します。
①は比較的線径が大きく、熱間で成形後調質する、大型の板ばねやコイルばね
などに使用し、②は線径が小さく、かつ冷間成形が可能な形状のばねを製造
することを前提に、あらかじめ焼入焼戻を施して調質した材料をいいます。
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