相談室へお問い合わせいただき、ありがとうございます。
1. につきましては、JIS B2704 に記載の図13せん断応力の疲労強度線図を用いることになります。
2. 疲労限度に影響を及ぼすものとして、中心径と線径の比(ばね指数:c=D/d)があげられます。このばね指数はせん断修正応力τkの計算に必要なせん断応力修正係数κを求めるのに必要なものとなります。ばね指数が小さくなりますと、疲労限度が低くなり、使用可能な回数が少なくなります。詳細な計算方法につきましては、JIS B2704に記載がございますので、ご参照いただけますと幸いでございます。
3. まっすぐでない(座屈とした場合)の状態を考慮した疲労強度の算出方法はなく、想定されている座屈状態のバネを解析ソフトにてその時の応力を確認のうえ、線図にあてはめて検証することになるかと存じます。
よろしくお願いいたします。