ご投稿ありがとうございます!
ばね用ステンレス鋼線(G4314)の規格にSUS301が無い理由はわかりません・・・。
申し訳ありません。
推測になりますが、JISに記載のある、SUS301と同じオーステナイト系でSUS304が記載されていますが、
ばね鋼線を製作する際に、ばねに必要な強度を確保するため、伸線加工にて強度を担保しております。
SUS301材においてもばねとして使用するために伸線加工にて強度を確保することなるのだと推測しますが、
SUS301は伸線加工によりばねに必要なスペックを確保することが難しいのだと推測します。
実際にSUS301材のコイルばねを製作したい場合は、JISに規格がないため、ばね用の鋼線が市中に出回っていないため、
材料メーカーに特注で依頼することになり、材料コストがJIS規格品と比べて高くなることから、あまり出回っていないものと思います。
オーステナイト系ステンレスにてばねをお考えの場合は、まずはJIS規格にに記載のある、SUS304材を検討してみてはいかがでしょうか。
宜しくお願いします!!