ご質問いただきありがとうございます。
材質やばねの種類に関わらず、ばねに繰り返し負荷をかけて使用すると使用している方向に
へたり(永久ひずみ)が発生し、荷重の低下が発生することが多いです。
今回は、1000~10000回とのことで、動的な使用回数としては少ない印象があります。
しかし、材料の強度に対して低い応力の範囲で使用すればへたりはあまり発生せず、
高い応力の範囲で使用すれば、へたりやすくなります。
よって、荷重の低下の度合いは、使用される回数と材料の強度、使用される荷重の範囲によって、
変化するため、予測ができません。
そのため、実際に繰り返し負荷をかけて使用される場合は、事前に疲労試験を実施され、
折損の有無やへたりと荷重の損失の程度を確認されたうえで、使用することが多いです。