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疑問・お悩み相談室

常温~200°位の環境下でバネを使用した場合

キーワード
コイルばね
高温
荷重
横弾性係数
圧縮コイルばね
ばね
200℃
常温
変化

【ご相談内容】 ばね初心者

常温~200°位の環境下でバネを使用した場合
任意の高さまで圧縮した時の繰り返し負荷する荷重は
温間時冷間時で数値の変化はあるのでしょうか?

【返答】 ばねっと君

ご質問いただきありがとうございます。
ばねを使用している最中に温度が変化すると、ばねが圧縮された際の荷重値は、
変化します。温度が高くなると常温時より、縦弾性係数や横弾性係数が小さくなるため、
荷重は常温時より弱くなります。
ばね材料の各温度下における横弾性係数については、以下の弊社HPにも表記していますので、
ご参照願います。弾性係数の変化については、インターネットや書籍等の文献を調べていただくと
記載もありますので、ご参照願います。

コイルばね:計算式


※表3. 温度別コイルばねの横弾性係数を参照願います。

その他に温度が高くなると常温時よりへたりやすくなります。そのため、荷重が弱くなります。
ばね製造段階や使用前に、高温締め付けやホットセッチングを行い、使用時へたりにくくする
ことをお勧めします。

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