【JIS B 1251】と【JIS B 2706】で同じ皿バネのJIS規格がありますが、寸法が違ったりしています。
上記の規格で使い分けがどのように違うのか教えてください。
【例】
JIS B 1251
1種
軽荷重・・・○○○○用
重荷重・・・○○○○用
2種
軽荷重・・・○○○○用
重荷重・・・○○○○用
JIS B 2706
軽荷重・・・○○○○用
重荷重・・・○○○○用
【返答】ばねっと君2024/6/21(金) 10:12
お問い合わせいただきありがとうございます。
まずJISB1251は、一般用のボルト,小ねじ,ナットなど(JIS B 1101,JIS B 1111,JIS B 1176,JIS B 1180,JIS B 1181など)に使用するばね座金,皿ばね座金,歯付き座金及び波形ばね座金について規定する。この規格で規定する4種類の座金を総称する場合は,単に“座金”という。と記載されており、主にネジやボルトなどの固定時のゆるみ止めに使用する座金になるかと存じます。また軽荷重・重荷重の区分につきましては、ボルトまたは小ねじの強度区分によって分けられております。JIS B 1251にも記載がございますのでご参照いただけますと幸いでございます。
JISB2706につきましては、単体及び組み合わせて複数枚使用する鋼製皿ばねについて規定したものとなっており、装置の振動抑え用や可動部分等に使用されることが多いかと存じます。軽荷重と重荷重につきましては、特に用途についてはJISに記載がございませんが、同じ内外径で、想定されている荷重値が強いものか、弱いものになるかで最適なものを選定する、といったことになるかと存じます。その他につきましては、JISB2706をご参照いただけますと幸いです。