荷重公差に±10%がついている場合、高さ28mm時180~220Nの範囲内に収まる荷重値となるよう製作することになります。自由長の公差につきましては、バネの使用上必要なものであれば検討する必要があるかと存じます。
圧縮時のばね長さが同じということであれば、自由長が変化した場合、自由時からのたわみ量に差が発生し、荷重値が変化します。自由長に公差がありますと、その範囲内で荷重値を調整する必要が生じますので、仕様によっては製作が難しくなります。
一般的に荷重値に公差を設ける場合は、自由長公差は参考値としています。JISB2704にも記載がありますので、ご参照いただけますと幸いでございます。よろしくお願いいたします。