【ご相談内容】 ばねばねくん 2024/5/7(火) 18:49 皿ばねの反力ばらつきについて メーカーの規格品で75%の縮み量の際にの反力ばらつきは掲載しているのですが、 それ以外の縮み量時の反力ばらつきはどのような傾向があるでしょうか。 個人的な推測としては反力と縮み量は1次関数的に増加するため反力のばらつきについても縮み量が増えるほど増加するのかなとは考えています。 例:ミスミ品 SRBN35.5-B では75%の縮み量で荷重許容差が+15%~-7.5%とのこと ご存じでしたら教えていただけますと助かります。 ご確認よろしくお願いします。
【返答】 ばねっと君 2024/5/9(木) 14:53 ご投稿ありがとうございます! さらばねは有効高さh0が0.4h0までは初期ひずみなどで計算値より低くなり、0.75h0を超えてh0に近くなると 荷重の支点が変化するため、計算値よりも高くなる傾向にあります。 また、皿ばねの荷重特性はh0/t(有効高さ/板厚)の比に依存しており、非線形な特性となり、一次関数のような線形な特性とはなりません。 そのため、75%のポイントの荷重値の許容差が+15%/-7.5%の範囲に収まっていたとしても、その他のポイントが収まっているとは一概にはいえません。 但し、ミスミ品 SRBN35.5-BについてはJIS B 2706の表6記載の獣化重要皿ばね呼び35.5に該当し、 本JISではh0が75%までは実測値が計算値に近い値になっているとのことから、0.4h0~0.75h0の範囲であれば計算値に対して+15%/-7.5%以内に収まっている可能性は高いと思います。 上記に記載した内容はJIS B 2706に記載されておりますので本JISを確認いただけると参考になると思います。 宜しくお願いします!