ご投稿ありがとうございます!
コイルバネは密着(全圧縮)たわみを100%としたとき、20%~80%の範囲で使用することが望ましいとされております。
これはコイルバネについて記載されている、JIS B 2704に記載されております。
この範囲から外れた箇所は計算値から離れた値になりやすいことから、安定領域である上記範囲で使用することが望ましいです。
無負荷状態からの使用ではなく、安定領域で使用するようにある程度圧縮した状態からの使用を推奨しているものと思います。
銅曲がり(座屈)のは、例えば細長いコイルばね(コイル径に対して自由長が大きいバネ)をイメージするとわかりやすいかもしれません。
細長いばねを圧縮したとき、横側に逃げる力が働き、細長い棒などを圧縮したときのように中心付近から銅曲がりが発生すると思います。
その他、ピッチのバラツキや、直角度のバラツキなども銅曲がりが発生する要因になります。
同じ現象がコイルばねにも発生するため、自由長/コイル中心径の値が4未満となるよう設計することが望ましいとされております。
詳しくはJIS B 2704 を確認いただければと思います。
インターネットで調べれば確認できると思います。
宜しくお願いします!