ばねの疑問・お悩み相談室 お客様から寄せられる“ばねの困った”を解決する
				Q&A掲示板です。誰でも気軽に閲覧&ご質問いただけます。

疑問・お悩み相談室

コイル状スプリング初期たわみなしはなぜいけないのですか?ミス・・・

キーワード
コイルばね
初期たわみ

【ご相談内容】 ばね初心者

コイル状スプリング初期たわみなしはなぜいけないのですか?
ミスミカタログの胴曲がりや座屈の発生とありましたが、そうなる原理が分かりません。
宜しくお願い致します。

【返答】 ばねっと君

ご投稿ありがとうございます!

コイルバネは密着(全圧縮)たわみを100%としたとき、20%~80%の範囲で使用することが望ましいとされております。
これはコイルバネについて記載されている、JIS B 2704に記載されております。
この範囲から外れた箇所は計算値から離れた値になりやすいことから、安定領域である上記範囲で使用することが望ましいです。
無負荷状態からの使用ではなく、安定領域で使用するようにある程度圧縮した状態からの使用を推奨しているものと思います。
銅曲がり(座屈)のは、例えば細長いコイルばね(コイル径に対して自由長が大きいバネ)をイメージするとわかりやすいかもしれません。
細長いばねを圧縮したとき、横側に逃げる力が働き、細長い棒などを圧縮したときのように中心付近から銅曲がりが発生すると思います。
その他、ピッチのバラツキや、直角度のバラツキなども銅曲がりが発生する要因になります。
同じ現象がコイルばねにも発生するため、自由長/コイル中心径の値が4未満となるよう設計することが望ましいとされております。

詳しくはJIS B 2704 を確認いただければと思います。
インターネットで調べれば確認できると思います。

宜しくお願いします!

    個別のご相談はこちらから!

  • ばねの設計依頼 お問い合わせ窓口

個別のご相談はこちらから!

ばねの設計依頼・お見積もり お問い合わせはこちら

返答するコメントを入力


<a href="" title="" rel="" target=""> <blockquote cite=""> <code> <pre class=""> <em> <strong> <del datetime="" cite=""> <ins datetime="" cite=""> <ul> <ol start=""> <li> <img src="" border="" alt="" height="" width="">

Upload Attachments

Maximum file size allowed is 1 MB.



Add another file

※ご質問と回答は一般公開されますので特定される内容には十分お気をつけください。

  • ばねの設計依頼 お問い合わせ窓口