【ご相談内容】 cho 2007/1/16(火) 10:50 はじめまして。いろいろと参考にさせていただいております。 コネクタの接触子に使っているベリ銅のバネですが、 コネクタの勘合時に塑性変形しています。 塑性変形するとバネ圧が下がることはわかりますが、 その後の耐久性(クリープや応力緩和によるバネ圧の低下のしかた)は、塑性変形しないものと比べて耐久性が悪くなるのでしょうか? また、いったん塑性変形させて使っているばねなどはあるのでしょうか? アドバイスよろしくお願いします。
【返答】 ばねっと君 2007/1/17(水) 10:09 choさま 書込みありがとうございます! セッチングして、あらかじめ若干タリを生じさせて使用するケースはあります。 しかし、大きな塑性変形を起こしたばねを使用することはありません。 耐久性も悪くなると、考えられます。 ※セッチング・・・成形・熱処理の終わったばねを最終工程で、材料の弾性限以上の高い応力を使用方向に負荷すること。一種の塑性加工。
【返答】 ばねっと君 2018/5/30(水) 19:03 ばね初心者さま ご投稿ありがとうございます! 応力緩和した後のばね定数は変化するか? についてですが、ばね定数は、荷重/タワミで算出しますので 応力緩和(ヘタリ)によって、荷重とタワミの関係が変化すれば、 ばね定数も変化すると考えられますが、荷重-タワミの特性が 線形で得られるポイントであれば、ほとんど変化しないです。 (ばねの形状によって線形特性が得られないばねもあります) 勘合について、ご指摘ありがとうございます!!! サイト内を確認させて頂きます!! よろしくお願いします!!
【返答】 ばね初心者 2018/11/7(水) 12:50 質問1 銅合金のばね材は使用温度が何度からクリープあるいは応力緩和するのでしょうか? 質問2 銅合金のばね材で、クリープや応力緩和が起き難い材料は何でしょうか? 教えてください。
【返答】 ばねっと君 2018/11/9(金) 12:52 ばね初心者さま ご投稿ありがとうございます! 下記の通り回答します。 質問1 銅合金のばね材は使用温度が何度からクリープあるいは応力緩和するのでしょうか? 回答:ばね用黄銅が低く、使用温度約66度 応力約206N/mm2から応力緩和します。 質問2 銅合金のばね材で、クリープや応力緩和が起き難い材料は何でしょうか? 教えてください。 回答:クリープや応力緩和が起き難い材料はベリリウム銅です。 使用温度約150度 応力約275N/mm2から応力緩和します。 よろしくお願いします!!