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弾性変形の幅が大きい材料につきましては、線径が同じで鉄系の鋼線であれば、引張強さが関係してきます。引張強さが大きいと弾性変形の幅を大きくすることが基本的には可能です。弾性変形の可能な範囲については、変形させたときの応力が弾性限を超えない範囲となります。
線径の大きさによる影響につきましては、同一の材質の場合、基本的に線径が太くなると引張強さが小さくなります。そのため、線径が大きくなると弾性変形の幅は小さくなります。また、引張強さが同じ場合でも、設計上、線径が大きくなると弾性変形の幅は小さくなります。引張強さにつきましては材質毎のJIS規格、設計計算の詳細につきましては丸棒の梁の計算式を参照いただきますと幸いです。
過去に類似の質問がございましたので、参考までに下記URLを掲載します。
しなりがあり、弾性変形する薄板ばねの材質を探しています。
よろしくお願いいたします。