お問い合わせいただきありがとうございます。
引張ばね(引きバネ)のJIS B 2714-1:2018の7項 設計応力にも詳細記載がございますが、一般的に引張ばねの両端フック部応力は、コイル本体からフックに立ち上がる部分での応力集中などの影響でコイル部の応力より大きくなります。
そのため、コイル部の応力は許容ねじりせん断応力に達していない場合でも、フック部の応力が許容せん断応力を超えてしまうことがあります。
これらの要因から引張ばねではフック部の応力を考慮した設計をする場合、圧縮ばねに比べてたわみ代が少なくなると言えます。
当社では、フック部の応力も考慮しつつ、ご要望のタワミ代が得られるような設計提案も可能ですので、引張ばねのタワミ代が取れずお困りの際には、お気軽にご相談ください!
よろしくお願い致します。