ばね初心者さま
ご投稿ありがとうございます!
リン酸皮膜処理はリン酸の処理液にて金属表面にリン酸皮膜を生成させる化学処理のことを言います。
主に耐食性、耐摩耗性の向上、密着性が良いため塗装の下地として使用されます!
モリブデン処理は固体潤滑材のモリブデンの粉末を金属に付加し、処理を施すことでモリブデン皮膜を生成する処理のことを言います。
主に耐食性、耐摩耗性の向上、耐熱耐寒性に優れています!
明確な資料をご提示できず申し訳ございませんが、経験上ですとモリブデン処理の方が耐食性、耐摩耗性は優れていると思います!
トルクの影響につきましては、ばね定数の計算式上、表面処理により膜厚が増えたとしても、μmの膜厚になるためトルク影響はほとんどないものと思われます!
ただしばねの板厚が薄いとトルクへの影響が大きくなるためご注意ください!
例)t0.1mmに10μmの膜厚が付加された場合、約3割ほどばね定数が増加します。
ゼンマイばねについては下記をご参照ください!
よろしくお願いします!!
ゼンマイばね:計算式