ご質問いただきありがとうございます。
回転力(トルク)を強くするにあたり、回転する方向のみの特性だけで考えると、
ねじりばねの計算式が参考になります。
線径を太く、コイル平均径を小さく、巻数を小さくつれば、回転方向のばね定数は強くなります。
また、回転させる角度が大きくなれば、それに比例してトルクも強くなります。
しかし、圧縮コイルばねを圧縮した際の荷重や高さの条件が加味されると、
上記のような形状の変更をした場合、圧縮方向のばね定数も強くなります。
また、圧縮量によって回転量も変わりますので、設計変更により形状変わりますと
例えば、圧縮荷重は変更しない、または圧縮高さは変更しないといった条件が
加わると考慮することが多くなり、形状の検討はかなり大変になるかと思います。