ご質問頂きありがとうございます。
おっしゃるように、皿ばねを組合せて使用する場合、2パターンあります。2枚直列であれば、
①皿ばねの外径凹側角部同士(外径下部同士)が接触して、それぞれの内径凸側角部(内径上部同士)が
シート等に接触した状態の組合せとその逆で、②皿ばねの内径凸側角部同士(内径上部同士)が接触して、
それぞれの外径凹側角部(外径下部同士)がシート等に接触した状態の組合せがあります。
①と②のどちらの組合せでも荷重特性については、基本的には同じ荷重特性になり、どちらの
組合せを使用しても問題ありません。
ただし、皿ばねを組合せて使用する際は、外径または内径にガイドがあり、両端にはシート等が
必要になってくるかと思います。これらの材質、強度、表面粗さ、寸法許容差、幾何公差も
皿ばねを動作させる上で、重要な要素になってきますのでご注意下さい。