ご質問いただきありがとうございます。
セッチングのポイントの設定方法として、許容応力または使用最大応力どちらも採用することが
ありますので、どちらも正しいです。
通常は、許容応力を採用し、そのポイントの荷重で圧縮します。密着時の応力が許容応力以下なら、
密着させます。
しかし、ばねの形状によっては、セッチングすることによって変形することもありますので、
それを嫌う場合には、使用最大応力を採用することもあります。
皿ばねの設計にあたっては、以下の内容を目安に設計します。
皿ばねの設計については、JIS B2706(皿ばね)に記載されている鋼種を使用し、静的な荷重を
受ける場合は、(自由高さ)-(0.75×全たわみ)の高さで、内径下側の最大圧縮応力の絶対値が
2500N/mm^2を超えないことが望ましいとあります。
動的な場合は、JIS B2706の疲労限度線図を参照願います。
また、弊社HPにも設計情報を掲載していますので、合わせて参照して
いただければと思います。
https://www.tokaibane.com/tech/disc_top_knowhow.html#Section1