【ご相談内容】 ばね初心者 2022/3/10(木) 8:58 SUP材の疲労限度についてお伺いします。 SS400等、一般的な鋼材では大雑把にみて、引張強さの半分が疲労限度と言われているかと思います。 これはばね鋼材(SUP材)に当てはめても問題ないでしょうか?
【返答】 ばねっと君 2022/3/10(木) 9:16 ご質問いただきありがとうございます。 SUP材の疲労限度については、弊社HP内の“技術・計算情報”の“コイルばね”と“ねじりばね”の 各ページにおいて、“設計応力の取り方”を参照願います。せん断応力の疲労限度線図(熱間成形コイルばね) と曲げ応力の疲労限度線図を掲載しております。 「大雑把にみて、引張強さの半分が疲労限度」ということに関しては、曲げ応力の疲労限度線図を ご確認いただくとよいかと思います。縦軸(上限応力係数)と1×10^7回の線との切片が、0.5近傍に あります。