ご質問ありがとうございます。
曲げ加工時の注意点としては、DIYのような状況で、さらに線径13mmと太くかなりの
加工力が必要であることが想定されるため、バイスやパイプレンチなどの工具、
その他簡易的な治具を製作して曲げ加工をすることが想定されますが、加工部にへこみやきずが
つきやすいので、 注意してください。ご使用時の折損のリスクが高くなります。
製造時には、治工具を準備して巻取り時やその後の成形加工でプレス機やベンダーマシンで
きずつかないように配慮して加工します。
端面が研削されている場合、絞ることで平面度が悪くなる可能性があり、ばねの座りが悪くなる可能性が
あります。また、それに伴い、ばね圧縮時に座屈しやすくなる可能性があります。
絞り加工に伴い、ばねに残留応力が発生するため、材料の強度に影響する可能性があります。
製造時に、そういった加工をした後は、応力除去のため、低温焼きなまし(テンパー処理)を実施します。