ご質問いただきありがとうございます。
ご質問の内容からすると、皿ばねを使用する際の圧縮高さは、決まっていると思われます。
ばねがへたってくると、自由時から使用している高さまでのたわみ量が減少するため、
荷重は弱くなります。
そのため、皿ばねの寿命として、へたりを考慮に入れるのであれば、おっしゃるように
仕様を満たす荷重が得られる皿ばねの自由高さを決定されるというのが、よいかと思います。
点検時に、皿ばねの自由高さを計り、設定した自由高さを満足するか否かで、交換を判断する
ことになります。
へたりを考慮に入れた寿命(使用限度)の目安は、基本的にありません。通常は、折損するときを
寿命としています。許容可能なへたり量は、ばねが組付けられる機器によって異なるため、
機器を製造するメーカーごとに設定が必要と考えられます。
そのため、事前にばねで疲労試験を実施し、へたりの目安を確認することをお勧めします。