ご質問頂きありがとうございます。
圧縮コイルばねを回しながら、圧縮するという使用例を検証したことがないため、
どういった特性になるかは、誠に申し訳ありませんが、厳密には、お答えすることができません。
以下に通常の圧縮コイルばねの計算式に当てはめた場合の回答を記載します。
右巻きの圧縮コイルばねを右回しした場合、変形の仕方としては、おっしゃるように
固定されている両端以外のコイル径が広がる方向に変形します。
この場合、コイル径は広がり、巻数は少なくなります。圧縮コイルばねのばね定数の計算式は、
k=G*d^4/(8*Na*D^3) G:横弾性係数、d:線径、Na:有効巻数、D:コイル平均径
であるため、ばね定数は、コイル径が大きくなると小さくなり、巻数が少なくなると大きくなります。
コイル平均径は、3乗で効いてくるため、特性への影響が大きいですが、回す動作によって、
コイル径の変化と巻数の変化のどちらが大きいかによって、反発力の強・弱が変わってきます。
通常、複合的な動作の場合、解析での検証が必要となります。