ご質問いただきありがとうございます。
荷重がC1及びC2が許容応力範囲内で、設計されているという前提での話にはなりますが、
基本的な手順としては問題ないかと思います。
方法①に、板厚まで圧縮しとあるので、板ばねのセッチングについてだと推察します。
構造的な部分が分からないのでなんとも言えませんが、板厚まで圧縮することが、
荷重のC2を超えているならば、荷重特性線図を上限値としては、よいかと思います。
方法②でセッチングの荷重を決められる際には、弾性限以上というのは問題ありませんが、
過大な荷重値(塑性変形が大きい値)になってしまうと問題ですので、ご注意下さい。
方法④について、セッチングの成否というよりは、製品としての良否の基準になるかと思います。
大抵は、セッチングによるへたる量を見越して作って、セッチング後に必要な寸法や荷重特性に
なるように作りこみます。方法④で、製品として不合格だった場合、再製作するという手順を
その後されるのであれば、この方法の流れでよいです。しかし、再製作しないということであれば、
一旦、製品(No.1)を製作しその結果を踏まえて、製品(No.2)を製作するという方がよいかと思います。
若干話はそれるかもしれませんが、ばね設計時に許容応力を設定しているかと思います。
単純にそこまでばねとして成立する必要があるという考えのもと、その応力となる
荷重値まで圧縮するという考え方もあります。