ご質問いただきありがとうございます。
結果から申しますと条件によっては、近い値になります。
ご提示頂いた条件には、有効巻数に関しての条件のしばりがありませんので、
材質、コイル平均径は同じで、自由長が異なっても有効巻数を変えることで、
たわみ%が各ばねの30%の時に同程度の荷重になる設計が可能です。
有効巻数も同じということであれば、ばね定数が同じになりますが、たわみ%が30%のときの
たわみ量が異なるため、同程度の荷重にはなりません。
以下に例を示します。
材質:SWOSC-B(横弾性係数78500N/mm^2)
線径:10mm
座巻:各1巻
両端:研磨あり
先端厚さ:線径の25%
コイル平均径:80mm(内径:70mm、外径90mm)
①有効巻数:6巻、自由長200mmの場合、
ばね定数:31.94N/mm、密着高さ75mm
たわみ%が30%の時のたわみ量37.5mm、この時の荷重1197.8N
②有効巻数:7巻、自由長230mmの場合、
ばね定数:27.38N/mm、密着高さ85mm
たわみ%が30%の時のたわみ量43.5mm、この時の荷重1191.0N
③有効巻数:6巻、自由長170mmの場合、
ばね定数:31.94N/mm、密着高さ75mm
たわみ%が30%の時のたわみ量28.5mm、この時の荷重910.3N