【ご相談内容】 YAMA 2009/4/16(木) 15:40 ばねっと先生にはいつもお世話になっております。 ばねのヘタリについて2点教えて頂きたく投稿致しました。 ①応力が「圧縮ばねの許容ねじり応力表」から読み取れる値の80%を超えてしまっている場合、基本的にはヘタらないが、不確定要素によってヘタる可能性がある、ということでしょうか? それとも、80%を超えてしまうと、あくまで計算上ですがヘタリ確定なのでしょうか? ②ねじり応力表からヘタる可能性が高いとき、エアなどでばねの動きを補助するとします。所詮、運動量が変わらなければばね単体としてはヘタってしまうでしょうか?それとも負荷が減ることでヘタらなくなるでしょうか? ご指導のほど宜しくお願い致します。
【返答】 ばねっと君 2009/4/17(金) 18:25 YAMAさま 書込みありがとうございます! 静的に使用される圧縮コイルばねの設計応力の取り方につきましては、当社下記サイトで紹介させておりますが、 http://www.tokaibane.com/tech/tech_info_knowhow.html サイト中の図1については許容される最大の値でして、常用応力としましてはこの80%以下に とるのが設計において一般的です。 しかし、80%越えるとヘタリの可能性は考えられますが、確定する訳ではありません。 また、繰返し荷重を受ける場合には、応力集中を考えるほか、平均応力および応力振幅 などを考慮して許容応力を定めなければなりません。 これは、材料の平均値的特性を定め、多くの実験結果から許容応力の目安となる 線図を得ています。
【返答】 ばね初心者 2018/7/31(火) 13:11 よくここの相談室を見させていただいています。 10年近く前の書き込みに横やりですみません。 ばねっと君のご回答の中で、「材料の平均値的特性を定め、多くの実験結果から許容応力の目安となる 線図を得ています」とあります。 そちらを拝見させていただくことは可能なものでしょうか。 不躾とは存じますが、聞かずにおれなくなりまして・・・。
【返答】 ばねっと君 2018/7/31(火) 13:19 ばね初心者さま ご投稿ありがとうございます!! 過去の投稿への書き込み大歓迎です♪ 「材料の平均値的特性を定め、多くの実験結果から許容応力の目安となる線図を得ています」 が示す線図は、こちらの図1を指しています。 宜しくお願いします!!