【ご相談内容】 jun 2015/4/11(土) 14:33 先日、お客様より部品注文を頂いた部品があるのですが、 図面が昭和50年の図面で、使っている材質が現在一般には流通しておらず入手困難なSUP6でした。 そこで製作側から「SWOSC-Bが同等性質だから、変更して下さい。」との依頼があったのですが、 両者の機械的性質が同等である根拠を記した資料が見つからず、返事に困っています。 SUP6の代替材料がSWOSC-Bというのは問題ないのでしょうか? 互いのメリット・デメリットも知りたいです。 よろしくお願い致します。
【返答】 ばねっと君 2015/4/13(月) 16:05 線径φ12以下のばねであればSUP6と同等はSWOSM-Bとなりますが この材料も市場には有りません。 従って現在市場に有るSWOSC-B材になります。 シリコンマンガン鋼からシリコンクロム鋼になりますが、 機械的性質では引っ張り強さの数値が大きくなり一般的には疲労寿命が向上します。 デメリットとしましては少々硬くなりますので細工物には不向きになります。 よろしくお願いします!