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馬に捧げた人生物語 | 日本スターティング・システム株式会社 様

第4話

【馬に捧げた人生物語】日本スターティング・システム株式会社様

この取材の日、帰り際に遭遇した若駒たち。馬の産地でもある北海道から、到着したばかりだった。調教前とあって、暴れ馬が目立つ。まだ、馬体も磨かれていない。これから数ヶ月、しっかり訓練され、競走馬に生まれ変わっていく。
この中から三冠馬は誕生するだろうか・・・そんな期待を込めて。

エピローグ 「馬のいる景色」

-美浦トレーニングセンタ-

騎手が手綱を持つと、馬はピリピリする。
ずっと追いかけあいをして、喧嘩したり、
時には人間に向かってきたりもする。
筋骨隆々の迫力はもの凄い。

この取材の日、帰り際に遭遇した若駒たち。馬の産地でもある北海道から、
到着したばかりだった。
調教前とあって、暴れ馬が目立つ。まだ、馬体も磨かれていない。
これから数ヶ月、しっかり訓練され、競走馬に生まれ変わっていく。
この中から三冠馬は誕生するだろうか・・・そんな期待を込めて。

整地されたコース。
最初

幾何学模様を描くコースの表面は、芸術的なほどに美しい。
低いアングルで見たとき、高いアングルで見たとき、
それぞれコースの表情が変化する。競走馬の目には、
いったいどのようにコースが映るのだろうか。

競走を卒業し、新しい生活を目指す馬たちが、トレセンの片隅にある厩舎で暮らしている。
E-2

これまでは競走することのみに生きてきた馬。
これからは、乗馬や馬術競技へと進路を変える。
馬たちの目には、かつての闘争心と安堵が混在し輝いている。

名手、岡部騎手が可愛がった猫。
E-3

ふらりと厩舎にやってきた野良猫だったが、
この猫がやって来て以来、厩舎にネズミが出なくなり、
馬たちが平穏な生活を送っているという。(馬はネズミが嫌い!)

トレセンの厩舎から、全国の中央競馬開催の競馬場(戦いの場)へと馬は運ばれていく。
E-4

コースサイドのガレージには、
スターティングゲートを引く
「トラクタのロールスロイス、英国、マッセイ・ファーガソン」の
トラクターをメインに、
予備機として、「米国フォード」のトラクタが鎮座する。実に豪勢!
E-5

コースを慣らす機材を引っ張っているのは、
ダイムラー・メルセデスの多目的車両「ウニモグ」だったりする。
馬ファンにも、こうした車両ファンにも、トレセンは宝の山だ!
E-6

インタビューに応じてくださった福田所長。40年前に入社し、競馬会の歴史の変遷とともに、スターティング・ゲートに想いをかけてきた。
E-7 2

取材にご対応いただいた
日本スターティング・システム(株)の関東営業所 業務課 石田隆課長。
スターティングゲートの扉を開けてくださったり、機械の質問に応じてくださった。
石田課長R1

取材に同行した、
東海バネ工業(株)の専務の坂口(左)と、営業の前田(右)。
トレセンの美しさと、競走馬の筋肉美に感動する二人であった。
E-9

日本スターティング・システム株式会社

取材地:〒300-0415茨城県稲敷郡美浦村美駒2500-2
(美浦トレーニングセンター内)
TEL:(029)885-4504 / FAX:(029)885-4509

取材協力 関東事業所 所長 福田悦男 様