第3話
番外編:写真で見るウチダシステムズ
人が働き、学び、生きる 楽しく豊かに
隅田川のほとりにそびえ建つ茅場町タワー、そこに拠点を構えるウチダシステムズの東京本社。高層階のオフィスに足を踏み入れると、光が注ぐ窓一面からは隅田川が一望できる最高の眺望。そして、壁もドアもないオープンな空間にフリーアドレス。一昔前のオフィスとは、まるで景色が違う。
ここ数年で主流になってきたフリーアドレスとは、社員が個々の自席を持たず自由に働く場を選択できるスタイルのこと。ノートパソコンで業務ができることや、ペーパーレスが実現しやすいなど、業種によって向き不向きはあるかもしれないが、なんといっても、コミュニケーションを強化できることが最大の効果ではないだろうか。
元来、オフィスといえば、部署ごとにデスクを対向させて社員同士が向かい合いうレイアウトが多い。その島でのコミュニケーションは取りやすいかもしれないが、他の島との情報交換がしにくいという問題点がある。閉鎖的で排他的な空間になりがち。組織全体としての情報発信が悪くなり、企業全体の意思決定が遅くなる可能性も出てくる。
ウチダシステムズのオフィスは、自由自在。誰とでも話ができ、打ち合わせもすぐにできるよう工夫されている。だから、意思決定も早く、情報発信、伝達は常に最適だ。そんなオフィスを写真で紹介しよう。
ウチダシステムズ本社の窓から眺める隅田川・永代橋
秘密基地に入っていくようなエントランスを抜けると、レセプションルームやスタジオが並ぶ。キッチリコロナ対策をしつつ、DXを体現している部屋に驚かされる。
ホワイトボードに並ぶアイコンは、若手社員たちが発想して作成した、会議円滑システムだ。
社内にあるお客様や支社向けの情報発信スタジオも、本格的な電飾が「スタジオ」をアピール。
社内のところどころに居る「木のオブジェ」は東日本大震災の後、復興支援の一助として作成された。ただの置物ではなく、ちゃんとミニミニテーブルとしても機能する。
壁という意識のまったくないフロアは、光に溢れる。窓の側にある個別ミーティングテーブルにも、ひとひねりしたユーモアがちりばめられ、ビジネスシーンに楽しい雰囲気を添えてくれる。
社内には色々なサインが配置されている。言葉で伝えることにプラスして、視覚的、直感的に必要事項を伝えるという姿勢の表れ、しかも可愛い! フロアのところどころに置かれる文具は、キレイにカットされた硬質スポンジに収められている。先進的な工場でも見受けられるスタイルだ。
広々と広がるフロアの中に、個のスペースも存在する。あたかも図書館のような隠れ部屋、そしてコロナ時代を象徴する仕切りのあるオンライン業務が可能な場所。
取材当日は、森戸さんにフロアをご案内していただいた。
東海バネのスタッフも、色々なギミックに興味津々、参考となる収穫が大いにあった。
営業パーソンの動線に設置した商材パンフ、社員の通用口付近にUSS ニュースの棚がある。社内で飼育されている金魚が、営業パーソンをお見送り。
コミュニケーションの場、社内の立ち飲みUss Bar、うつつ屋。 メニューボードは本業!?
ここで親睦を深めつつ、新しいアイデアが生まれていく源泉になることもあるという。
オフィス近くの別館・HANARE LAB.は研修スペースとして活用している。
下町の風情が残る古いビルだが、足を踏み入れると、新しい発想が生まれ出す場所であることが、肌でわかる。
下町の風情が残る古いビルだが、足を踏み入れると、新しい発想が生まれ出す場所であることが、肌でわかる。
取材を終えての記念写真。笑顔が笑顔を呼ぶ好循環ここにあり!
~オフィス、それは理念を実現する場~
株式会社ウチダシステムズ
取材ご協力
代表取締役社長 岩田 正晴様
法人第一営業部 課長 小西 俊夫様
法人第二営業部 森戸 亜耶佳様
取材
東海バネ工業 ばね探訪編集部(文/EP 松井 写真/EP 小川 )