こんな日本史、知っていますか。 – vol.1 –

こんにちは。今回の配信を担当します HT です。

私は、小学生のころから日本史が好きで、大学も史学系の学部に通っていました。
もちろん、今でも好きです。
そこで、普段から気になる日本史に関する話題や興味深い話を
紹介していきたいと思います。

初回である今回は、私が日本史に興味を持つきっかけとなった、
「邪馬台国(やまたいこく)」について。

邪馬台国がどこにあったのかという論争は、古くは江戸時代からされてきました。
そして現在では、九州説と畿内(奈良)説が、有力な説になっています。
しかし、女王卑弥呼(ひみこ)がもらったとされる金印が発見されていないため、
どちらも決定打に欠けています…。

そんな中、邪馬台国は存在しなかったという説も存在します。

邪馬台国については、魏志倭人伝(ぎしわじんでん)という、中国の王朝である魏の歴史書に
すべての記述があります。その中には、邪馬台国への行き方も
記されているのですが、その記述通りに行くと、
なんと、太平洋のど真ん中！？

このことから、魏が、自らの支配力を誇張するために、邪馬台国という
架空の国を記した、と考えられています。

この説は、九州説や畿内説に比べて、物的証拠がないのであまり有力ではないと
されていますが、面白い説だなと思い紹介させていただきました。

皆さんは、邪馬台国はどこにあったと思いますか。