みなさま こんにちは、かみやんです。
今回は、仕事で共に働くさまざまな冶具を紹介していきたいと思います。
1.けり
コイリング加工する際に材料の先端を固定するための冶具で、
材料の線径、形状によって使い分けられ端の部分は手作業で仕上げられています。
あつあつ材料を引っ張ったり、固定したりするもので、
すべて手作りのため状況に応じて使いやすさがあり、
よく使われているものはピカピカに輝いていたりと
結構、奥深い冶具だ、と毎日使っていると手から伝わってきます。
ばねを吊る際に使われる冶具ですが、
L字の形状をしておりばねの内径側に通して吊り上げるのですが、
角度や長さの関係が絶妙で、ばねが抜け落ちないような形状をしています。
作った方のものづくりの凄さが伝わってきます。
砥石をドッレシングする際に使われるのですが、
過去の短所を改善した新しい冶具になり、現在大活躍しています。
ばねのバリをとるサンダーのスタンド。
細かいところですが、こういった改善も作業の効率、見栄えが良くなります。
ねじりばねの検査冶具。
これを使えば腕の角度も一目瞭然!!
紹介できない冶具もさまざまあり、
各工程で過去から現在に至るまで受け継がれている冶具があります。
ここ豊岡で新しくスタートしたものづくり、新しく生まれてきている冶具
より良いばねづくりを目指して、これからもチャレンジしていきます。