ばね探訪 - 東海バネのばね達が活躍するモノづくりの現場をレポート

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あんなこんなニュース

東海バネ工業株式会社

あんなこんなニュース

2013年11月19日

節目といいつつも、あくまで通過点。

今週お送りしますのは、開発Gr.所属・2号機です。

秋も深まり工場周辺の木々や山が紅葉しており、季節の移ろいを
とても感じさせられます。そして、毎年考えさせられるのが
「今年の紅葉はどこに見に行こうかなぁ♪」ということなのですが、
みなさんのおすすめはどこですか?

プライベートでは、毎年の11月上旬は、そういったことを考えつつ
日々があっさり過ぎて行くのですが、
私も含め社内全体にとっては、今年の11月上旬は、節目の日or月or年と
なるような出来事がいくつかあり濃密なものとなりました。

それらは、1年間部署毎に取り組んだ内容の成果を発表する“アクションプラン”や、
あんな、こんなニュースでも時々登場する熱間工場の“竣工式”、そして
数十年東海バネに勤めてきた嘱託さんの方々の“退社”といったもので、
全てについて書きたいところですが、恐らくかなり長い文章になり大変だと思うので、
最後の嘱託さんの退社について今回はふれたいと思います。
(他の内容については、どなたかが書いてくれる……はず。)
社内では定年を過ぎると社員から嘱託となり、その後もしばらく働くことが出来る制度があります。
ですので、東海バネでは、定年後もバリバリ元気に働いている方々がいます。
私がこの会社に入るまでは、基本的に、定年を過ぎればセカンドライフが待っていると
思っていたので、それくらいの年齢になった時に働く体力や気力があるものだろうか?、と
正直思ったりしました。
(まあ、そんな先のことについては想像もできませんが…。)

11月15日をもって退職されたのは、男性4名・女性1名の計5名で、現在の本社がある大阪の
福島に工場があった時から働き始め、伊丹への移転を経験し、今回の豊岡への移転と
様々な節目に立ち会ってこられた方々がいらっしゃり、その中には50年以上も
勤めてこられた方もいらっしゃいました。
前日にちょっとした歓送会でのその方々の話を聞くと、長年仕事で培ってきた知識や経験が、
この会社の技術力の支えとなっていたことがよくわかり、個人的には、退社されることに
一抹の寂しさを感じました。

入社当初から私は豊岡に配属になったので、長らく伊丹で働かれていたこの方々と
一緒に働く機会というのが少なかったのですが、おそらくそれぞれの方の下で、一緒に
働いた次の世代の人達が教えを受け、また仕事に取り組む姿を見ているはずなので、
その方々の経験や知識は、今後も脈々を受け継がれ、これからも東海バネの礎となって
いくことでしょう。

今回の嘱託さん退職や伊丹からの熱間工場の移設完了というのは、各個人にとっても
会社にとっても節目となるような出来事です。しかし、それぞれの人生や歴史というものは
今後も続くので、立ち止まるわけにはいきません。あくまで、通過点です!!
これから起きる大変なことや面白いことなど様々なこと経験し、成長・発展し続ける
ことができたらイイですね。

最後に、個人的には自分のことをまだ若いと思っているので、“歳をとる”ということに
対して身体的な衰えを感じさせられ、年が経過していくことに抵抗があります。
しかし、退職される方々をみていると、身体的な衰えは感じていらっしゃるみたい(笑)
ですが、年が経過することに抵抗感があるように感じられませんでした。
どちらかというと、とても余裕が感じられ、今を楽しいでいるようでした。

こういった方々には、同じような意味合いでも“歳をとる”というより、“齢を重ねる”
という表現がの方が相応しいそうですね。
そんな、人生送れたらいいなぁ♪♪

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