ばね探訪 - 東海バネのばね達が活躍するモノづくりの現場をレポート

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あんなこんなニュース

東海バネ工業株式会社

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2014年11月10日

社内技能検定のおはなし

みなさまこんにちは!
にこ実です。

秋かと思えば、こちら豊岡ではすでに朝晩大変寒くなっております。涙
でもお昼間は、絶好のお天気♪ということよくございます。

ところで、
毎年東海バネ工業の恒例行事、社内技能検定が先月の末に実施されました。
社内技能検定とは、
ばねに関する個人個人の知識・技量を高めよう!(そして日々の仕事に活かしましょう!)という場です。

社内技能検定には、学科と実技の2つの試験がありまして、レベル1~3までの3のレベルに分かれています。
受ける資格は、東海バネに入社すればその時からございます!!
東海バネに属している人すべてが受検対象です。

試験ですので、その日の一夜漬けではとっても合格出来ませんし、
実は国家検定に匹敵する(ぐらいの)試験内容なので、毎日の勉強・練習が本当に大事なんですね!
特に、実際にばねを作らなければいけませんが、これがまた難しい・・!
職人たちは、あたかも簡単に、ばねを巻き完成させますが、
実際に私たちが作ろうとすると、ほんとに難しいです。
「ばねの直角度を出すためにはどうしたらいいのか・・」
「荷重特性を要求どうりに出すためにはどこをどう触ればいいのかな・・」
「ゆっくり考えればできるけど、制限時間があるからな・・」
「時間通りにできても、公差もあるしな・・」

など、それぞれのレベルで問題があるわけですね。
そうやってみんな悩みながら、練習をします。
毎日の仕事が始まる前に練習する人もいれば、仕事終わりに残って練習する人などいろいろいます。


・みんな真剣ですね

ばねの試験を受けることで、
ばねの基本的な知識が身につくのはもちろんですが、
ばねのことだけでなく、
材料であったり、熱処理の方法であったり、安全についてであったり、品質であったりと
大事なことをたくさん知ることができるのですね。


・試験開始前にいい笑顔いただきました(^^)

私は力学などの「物理」の分野は中学のころからとっても苦手な分野でしたが・・・、
この技能検定を受け続けて、、、ばねの用語も理解できてきましたし(!)、
仕事をするにも必須の内容ですし、
お客さんが来られた時など、話をする時にもとても役立ちます!!


・受検の日、試験機の前で作ったばねの荷重を見守る風景。

ばねを自分で作ることが出来るようになってこそ、一人前。
そうなるためにも、この技能検定という学科と実技の両方の試験があることがとっても大事だな~と感じます。

さて、、
今回会社にビオトープが完成しまして、技能検定が終わった後全社員が集まったこともあり、
ビオトープ完成おめでとう会を行いました。

今後いろんな生物が繁殖していくであろうことを願い、
このビオトープにかねひら(魚の名前)やタニシ、日本ザリガニ、エビなどの放魚を行いました。
(東海バネのT口マネージャーが心をこめて川で捕まえてきました)

そして、東海バネのみんなの憩いの場となることも願って、かんぱーい!を行いました(^^)
ここからはパーティの始まりです。

特製の炉があるのでそこでお肉を焼いたり、

池の周りで放した魚を探したり、

焼きそば、焼き鳥も焼いちゃったり、


とてもワイワイした時間となりました。

全社員が一斉に集まれる場所というのがいいですね。

皆様、東海バネに来られる際は、このビオトープにも足を踏み込んでみてくださいね♪
ご案内いたします(^^)/

にこ実

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