みなさん、こんにちは。生産技術Gr.所属6号機です。
先日私は“第7回サイエンスフェアin兵庫”のポスターセッションに参加してきました。
その模様を報告したいと思います。
まず、どのようなイベントかといいますと、
文科省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)(理数教育に力を入れている高校)の指定を受けている
兵庫県下の9校が主体となり、その他県内外の高校30校以上と合同で、
カリキュラムの一環として実施している研究についてポスターセッションを行う
というものです。
そして、そこに企業や研究開発機関も参加することで、
次世代を担う高校生との交流を増やし、科学的興味や関心の促進を図ろうというものです。
下の写真は、高校生のブースの様子。(とっても大賑わいですね!!)
高校生のブースは、95もあるのですべてを見る余裕はありませんでしたが、
発表者も聞き手も真剣そのもの。
発表が終わればすぐ質問が飛んで、積極的な意見交換がなされていました。
学会などのポスターセッションとなんら変わりません!Σ( ̄□ ̄;)
個人的には、下の写真のセッション
「フィボナッチ数列とデザイン性について」が気になりました。0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55・・・
午前は、高校生同士のセッションでしたが、
午後からは、企業・機関の高校生に対するセッション。(いよいよ本番)
企業・機関のブースは60もあり、一般の方は知らないであろう当社には、あまり来てくれないだろう、
と不安に思いましたが、全くの勘違い。Σ(°口°)
セッションタイム90分間、高校生の方々に入れ替わり、立ち代り来て頂いて
私たちは、パンフレットを配ったり、発表をしたり、質問に答えたりと、大忙しでございました。(;>_<;)
終わったころには、のどがカラカラでした。(ありがたいことですね!)
普段見ることのないコイルばねや皿ばねや板ばねに実際に触れてもらうと、
それぞれの変形の仕方や強さに驚かれており、
更に、特大の制振装置に使われている押し引きばねの話や、高温領域でも使用可能なばねの話をすると、とても関心して頂けました。
ただの機械部品で、普段あまり関心を持つことがないであろうばねが、
普段の生活を陰ながら支えていること知ってもらえた、よい機会になったのではないかと思います。
ポスターセッション中の風景↓
以上