ばね探訪 - 東海バネのばね達が活躍するモノづくりの現場をレポート

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あんなこんなニュース

東海バネ工業株式会社

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2013年4月11日

『たけのこ』の季節です。

こんにちは!
新年幕開けから約4ヶ月経ちました!
なんとはやいのでしょうか。
2月、3月の寒さも緩み、季節は春真っ盛りです。(^^)

ところで、春といえば桜ですが、もう一つ忘れてはいけないものがございます!
「たけのこ」です!

食べ物のたけのこも、もちろんこの季節ですが、「たけのこばね」の季節もこの季節ですよ!

このたけのこばねは、
ばねの中でも特に荷重が強く、2段型のばね特性を持っており、大きな衝撃が加わる「製鋼設備の衝撃装置」などに使われているんです。ね。

ただ、そんなに頻繁にでるものではなく、製鋼設備のメンテナンスを行う時期に”とととっと’’ご注文を頂いています。

今回ご注文い頂いた、たけのこばねは、 当社でも最大級のサイズのばねでした。

その重量は、力持ちの職人が何人もかからなければ、たちうちできない重さです!!
それをばね状に巻いていくのですから、ものすごいエネルギーが発生しているのです。(近くで見ていても相当アツイです)

スキマをあける為に、
板を挟んで巻いていくのですが、その時その板が燃える際、炎が燃え上がります!!!!!


一つ間違えれば大怪我。
まさに命がけの大仕事です!

そうして最後まで巻ききると、きれいなたけのこの形状をあらわします。(きれいです!)

ここからもっと形状を整えていく為に調整をしていきますが、
これも一筋縄ではいきません。力を合わせて、せっせと形づくっていきます。

実はこの日、最大サイズを巻き取るということで、見学者がたくさんきておりました。
ご注文されたお客様に来ていただくことはもちろん、今年入社した新入社員の皆も一緒にみていました。

こうやって昔から変わらない方法で、作り続けてきたたけのこばね。
(他のばねのそうですが!)
今は技能伝承の時期でもあり、ベテランの職人と若手が一緒になってつくっています。
これからも途切れることなく、作り続けてもらい、
お客様はもちろん、私たちにも、勇ましいものづくりの姿を見せ続けてほしいです!!

熱間コイルの皆さんありがとうございました!

にこみ

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